塊のあるグラノーラの作り方

市販のシリアルを買わなくて済むように、私がグラノーラをせっせと手作りしているのは皆さんご存知かと思われますが、そのグラノーラを一番消費する夫から、


「もうちょっと塊のあるChunkyなグラノーラって作れない？」


とリクエストがありました。


なるほど、確かに市販のグラノーラには塊がごろごろ入っているわ、という事で、レシピを探してみましたら、先日紹介したBlue Bottle Coffeeの本にグラノーラの作り方も載っていたので、それを参考にして一度作ってみました。


すると、


「うがっ、甘過ぎ！」


と、イラッと眉間にシワが寄るほどの甘さでした。


でも塊は出来たので、砂糖の量を調整してもう一度作ってみました。


レシピは下に続きます。

用意するものは、


オーツ 3 Cups
ココナツ 1 Cup
ナッツの類 1 Cup
塩 1/2 tsp
シナモン 1 tsp

ブラウンシュガー 3/4 Cup or 約170 g
水 1/3 Cups or 80 ml
カノーラオイル 80 ml
バニラエッセンス 2 1/2 tsp


グラノーラなので、大まかの計量で大丈夫です。ココナツを入れずに、オーツが4 Cupsでもいけます。ナッツの量も種類もお好みでいいのです。今回はクルミとアーモンドを使いました。ナツメグが好きな方はそれも入れちゃいましょう。

ブラウンシュガーと水を合わせて、シロップを作ります。沸騰直前で火を止めて、常温になるまで放っておきます。

その間にドライ系材料を混ぜ合わせておきます。ココナツを入れて、

ナッツを入れて、

塩とシナモンを入れて、まぜまぜします。

常温まで冷めたシロップにオイルとバニラエッセンスを混ぜます。このシロップ状の液体を混ぜる事が、塊グラノーラへの道なのです。

そしてそれをオーツのボウルに入れて混ぜます。手で混ぜるのが一番手っ取り早いです。

ボウルの中身を縁のある33 x 46 cmくらいの耐熱容器に移します。

平らにならして、120℃（250°F）のオーブンで75分焼きます。忘れてしまわないように、タイマーを付けるのをお忘れなく。

75分後に一度取り出して、塊を壊さないようにフライ返しで全体をひっくり返します。


そしてまた同じ温度のオーブンで、今度は60分焼きます。

焼き上がりました！

塊部分とサラサラ部分の加減が良いバランスです。

ちなみにこれが、Blue Bottle Coffeeの本に載っていたレシピ通り作ってみた時の写真です。砂糖が倍量入っているので、その分ガッチガチに出来上がります。


でも今回作ったぐらいの控えめ量が舌にはちょうど良くて、試食した夫も、


「これ、もはやKashiを超えたね」


と言ってくれました。Kashiとは、アメリカの大手ナチュラル系シリアルメーカーの事です。

手作りグラノーラは、そのまま食べても、牛乳をかけても、ドライクランベリーをのせてヨーグルトと一緒に食べても、止まらない美味しさです！


市販のシリアルよ、さらば〜。