Wednesday, February 26, 2014

ザワークラウトが糸引いた!!


ここ数日、ヒーターを使わなくても室内温度が22℃を超えるほどの暖かさだったおかげで、常温保存していたザワークラウトの発酵が一気に進んで、腐ってしまいました。


1週間と2日目の出来事でした。


失敗した原因は、前回、前々回に作った頃はまだまだ寒く、室温も15℃以上には上がらない場所で2週間かけて発酵させたので、今回もその「2週間」という数字にこだわり過ぎてしまった、という事です。


一応毎日チェックはしていたものの、「まだいけるかも?」って勝手に判断してたら、この結末です。


ザワークラウトは発酵が始まると、バクテリアが二酸化炭素の泡を出します。それが水と空気が触れる面を覆う事によって、他の菌から守ってくれるのです。


泡の出が少なくなったにも関わらず冷蔵庫に入れなかったのは、「常温で2週間」にとらわれてしまっていたからです。


年中作る物は、その時の気温や湿度によってその都度、自分が適応していかないといけないというのはこういう事だと身をもって学びました。


夫婦でも家族でも、いつも一緒にいるからって、お互いの事を分かり合えてるとは思うなよ!という教訓にもなりました。


間違った仮定から始まった物事は、決して正しい結末に辿り着かない、って何かの本に書いてあったのを思い出しました。本当にその通りです。



ザワークラウトの隣で発酵していたピクルスちゃんは元気だったので、この子はすぐに瓶に入れて冷蔵庫直行となりました。(唐辛子がまるで合成写真のようだ。。)


週末、日本から遊びに来てくれた友人が、うちのザワーとピクルスをとても気に入ってくれて、日本の家族に食べさせたいからお土産にしたいと言ってくれました。(そして本当に持って帰りました)


それほどまでに手作りの物は美味しい!


今回の事件は、本当にいい勉強になりました。またキャベツ買って来るぞー!





2 comments:

  1. 家で納豆を食べていたんではないですか?塩をキャベツの1-2%使っていればカビることはあっても腐ったりしませんよ。酒作りの杜氏さんも仕込みの時は納豆を断つといいますし。

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    1. コメントありがとうございます。随分と古い記事なので、自分の甘さが恥ずかしいくらいですが、確かにContaminationの可能性もありますね。この場合は温度が高過ぎる場所に置いておいたせいで、乳酸菌がザワークラウトを保存するのに十分な乳酸を作り切れなかったと考えています。もしかしたらこれを冷やせばまたバクテリアが活発になったかもしれなかったですね。まだまだ出来たことがあったかもと思うと悔しい限りです。

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