Friday, April 4, 2014

生ゴミを入れてひたすらに土をかぶせるだけコンポスト


我が家のコンポストです!ミミズコンポストも同時に行っていますが、こちらは55ガロン(約208L)と容量も大きく、日々の生ゴミ処理機として大活躍してくれています。


この容器はCraigslistで探して、$25で購入しました。元々はトマトピューレを運ぶ容器だったそうです。


ハワイ旅行に出発する時に、家のゴミ箱の袋を外のゴミ箱に出すのを忘れたのですが、生ゴミが入っていないので、すぐにそんな心配も消えました。


下に作り方の説明が出ますが、同時に生ゴミが完全に分解されていない状態のコンポストと、ミミズコンポストのその後の写真も出ます!どうぞ注意して進んで下さいね。








必ずふたが付いている容器を使いましょう。ふたがないと、あまり好ましくないタイプの小動物がやって来ちゃいます。



下から3分の2くらいまでの高さに、ドリルで穴を開けます。通気が良過ぎて中の温度が下がり過ぎてしまうのも問題ですが、底に水が溜まってしまうと、恐ろしい異臭を放ちます。


そう、このコンポストの課題は「目指せ・ゼロ異臭」です!


我が家はコンドミニアムに住んでいるので、この小さな庭で異臭がすれば大変な近所迷惑になるのです!


というわけで、肥料としてのコンポストの質よりも、生ゴミをいかにストレス少なく処理出来るかに集中する事にしています。




底に枯れ葉を敷きます。我が家の猫の額ほどの庭は、大きなオークの木に囲まれているので、枯れ葉には困りません。



そして新聞紙を細くちぎったものをどっさり入れます。



生ゴミを入れたその上に、ゴミの倍量ほどの枯れ葉と土などの乾き物をかぶせます。土でかぶせると、ゴミを分解してくれる微生物の量を増やす事が出来ます。新聞紙、コーヒー豆のかす、落ち葉、細い小枝なども、生ゴミに対しての乾き物として使う事が出来ます。


生ゴミが多ければ臭いがきつくなり、乾き物が多ければ分解が進みません。炭素と窒素の比率は4:1がいいとか言われていますが、何となくでやってます。


週に1回は全体をかき混ぜて空気を入れてやり(もちろん毎日でもOK)、もし乾いていたらしっとりするくらいまで水をかけます。でもかけ過ぎに注意です。


これだけの手間で、ゴミ箱の中で腐るしかなかった生ゴミが、今は湿った森みたいな匂いを放っています。とても嬉しいです。


このコンポストで処理出来る物は、


  • 野菜や果物(生でも調理したものでも)
  • コーヒー豆のかす、紅茶の出し殻
  • 卵の殻
  • 卵の入っていた紙のカートン
  • 賞味期限の切れた食品
  • 染めていない髪の毛
  • 切った爪
  • ティッシュ、ペーパータオル、紙ナプキン
  • シュレッドした紙や紙の封筒
  • 紙皿(ワックスの付いていないもの)
  • カップケーキの紙
  • ピザの入っていた箱
  • 爪楊枝、焼き鳥の串
  • トイレットペーパーの芯
  • 綿棒(100%コットンで、芯が紙で出来ているもの)
  • 乾燥機の綿ゴミ
  • 鉛筆の削りかす
  • ちりとりで集めた床のゴミ、掃除機で吸ったゴミ

(参考にしたサイト:75 Things You Can Compost, But Thought You Couldn't


などなど、ポテンシャルは計り知れないです。コンポストする際には、なるべくサイズを細かくしましょう。


なるべく入れない方がいいのは、肉と乳製品と油っぽい物です。よっぽどコンポスト環境が徹底管理されていない限り、異臭と害虫に悩まされる事になります。



こちらは最近のミミズコンポストの写真です(なるべくミミズの出ていない写真を選びました)。ミミズが作ってくれたコンポストは質がいいですね。まさに「Black Gold」です!


生ゴミを2つのコンポストに入れる作業も結構楽しいし、ゴミ箱は匂いもなければ重さもほとんどないので、ゴミ出しがとても楽になり、ゴミ箱を洗う手間も大きく省けました。ゴミ箱に生ゴミが入っていないという事が、こんなにも生活をハッピーにさせてくれるものなのか!と、この喜びを伝えずにはいられませんでした。


私はスイカが大好きなのですが、スイカの皮は水分を多く含むので、ゴミは臭くなるし重たくなるしで、食べる度に罪悪感たっぷりだったのです。


だけど今年の夏は思い切りスイカを食べられます!ゴミ箱のない生活への道のりもかなり前進しました〜!



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