秋とカボチャとランニング

秋ですね〜。10月に入って、スーパーに並ぶ野菜や果物もすっかり様変わりしました。アメリカのカボチャには何度も失望させられているのですが、やっぱり食べたくなって、スイートポテトのカボチャ版を作ってみました。


ふかしたカボチャに、砂糖、卵、豆乳を適当に入れてミキサーでなめらかにしたら、それをオーブンで焼くだけのものです。


私はカボチャと言えば、カボチャの煮付けが一番だと思うのですが、子供達には評判が悪く、ともかく煮付けはおろか、カボチャのおかず全般が受け入れてもらえないのです！カボチャをお味噌汁の具にしてみた時は、


「お母さん、これ合わない。」


と、はっきり長女に言われました。次女もカボチャをおかずとして食べるのは苦手みたいです。私はカボチャの味噌汁で育って来たのに〜。


でも私が食べて来たのは日本の美味しいカボチャだったから、アメリカの水っぽいカボチャじゃ煮付けにしてもあまり美味しく感じられないのは仕方がないか、というわけで我が家では、カボチャはひたすらポタージュになります。


日本の食べ物全てが恋しくて、秋は特に里心がつくのですが、子供達の学校の事を考えると、秋に一時帰国するのはどうしてもためらわれるので、私が日本で旬の秋の味覚を楽しめるのは、次女が高校を卒業する13年後以降か、なんて計算をして日々をやり過ごしています。


Facebookで日本の友達が載せる美味しそうなサンマの写真を見ちゃったりするのがいけないね〜。


秋と言えば運動の秋でもありまして、私のジョギングブームもまだ続いています！近所1周約3キロを最低週3回、どれだけゆっくりでもいいから歩かずに走り切るのを目標にしています。


80歳の足腰の強さは、40歳の時の半分である、みたいな話を聞いて、おいおい今の半分近くって相当やばいじゃん、という恐怖をモチベーションにしています。


ジョギング生活は1ヶ月半くらい続いていますが、全然楽になりません。いつになったらもっと楽に走れるようになるんだろう？と、夫につぶやいてみたら、


「最低3ヶ月はかかるね。」


と、一蹴されました。彼は高校でクロスカントリー部に入って以来ずっと走っているので、走りにうるさいのです。（ついでに言うと靴にもうるさい）


そうか〜、まだまだ楽にはならないか〜、と、果てしなさを感じていたら、


「でも、ちょっと顔小さくなったんじゃん？」


と、夫が嬉しい事を言ってくれるではありませんか！本当？マジで？と聞き返すと、


「うん、前より見やすくなった。」


あんた喧嘩売ってんの？とも受け取れるコメントが返って来ましたが、この人に悪意があるわけではなく、ただ語彙が少ないだけなのは分かっているので、無駄にもめるのはやめました。


というわけで、ちょっと走っただけで既に体にいい事があったので、辛いけど頑張って続けて行きたいと思うのでありました〜。