Monday, November 6, 2017

火事と共に去りぬ




北サンフランシスコベイエリアで起こった大火事の前日、我が家には大きなイベントがありました。



ニューヨークから、下宿人がやって来たのです!夫の仕事場で2カ月間働くインターンの24歳の女の子です。



ワイン造りを勉強したい、どうしてもカリフォルニアに行きたい、その熱意が伝わり、めでたく採用となったのですが、どうにも住む場所がないんですね。



ベイエリアは住宅の高騰が激しく、賃貸も高い上に審査もあり、なかなかすぐには引っ越し先を決められないのです。夫も色んな人にあたってみたのですが、彼女が滞在出来る場所は見つかりませんでした。



というわけで、我が家の一部屋を提供する事にあいなったのです。。



「私、ワインメーカーになりたいの!」



と、意気揚々とやって来た彼女でした。



(彼女からしたら、カリフォルニアに来たと思ったら、日本に来ちゃったという(爆))



カリフォルニアは住宅は高いですが、その分仕事はたくさんあるので、インターンの後は頑張ってフルタイムの仕事をゲットして羽ばたいてほしいと、私たちは願ったのでした。



誰もが私たちの事をクレイジーだと言いましたけど、自分達も若い頃はこうやってお世話になって来たという事を思い出し、受けた恩をまた次世代に返すつもりで、彼女の面倒をみようと思ったわけです。



日本食など食べた事のなかった彼女でしたが、私が作るご飯も一緒に食べ、



「何だか体の調子がいい!」と言ってくれていたのでした。



そして仕事10日目にして、彼女は仕事が嫌になって辞めた、と夫から私にテキストが入り、あっという間に荷造りをして、実家に帰って行きました。



早く気がついてよかった、と言う事も出来ると思いますが、ニューヨークから4日間かけて運転してやって来て、前の仕事も辞めたばかりで、それでまたすぐ辞めちゃうなんて、自分の子だったらちょっと一言言わずにはいられないな〜と思いましたけれど。。(苦笑)



「こんなに人にNiceにしてもらった事はない」



と言ってもらえたのが唯一の救いです。



娘たちにも有意義なTeachable Momentになったのもある意味よかったです。



というわけで、てんやわんやの2017年10月でありました。





Monday, October 16, 2017

この大火事の片隅で

(Photo Courtesy: SFGate.com)

アメリカにお住いの方、特にカリフォルニアにお住まいの方は、ニュースで連日報道されていると思います。北ベイエリア地域において、10月8日日曜日の夜から大規模な森林火災が発生しました。


幸いにも、我が家は皆無事でございます。以下、私の記録として残しておきます。



その日曜日の夜はとんでもない強風が吹いていて、あちらこちらで物が飛び、木の枝がバキバキ折れる音を聞きながらお布団に入りました。



夜11時には煙の匂いが家に入って来たと思います。それでもあまり気にする事なくそのまま寝てしまいました。



すると午前3時半に、学校から電話が入って目が覚めました。火事のため、2校が休校するとの事でした。私はそれでもまだ事の重大さに気づいておらず、何でこんな夜中に電話かけて来るんだろ〜?と訳の分からぬままにまた目を閉じました。



今度は午前6時に再び学校から連絡が入り、火事の影響で全校休校が発表されました。



我が家にはテレビがないので、早速ネットをチェック。火が住宅を飲み込んでいる様子を見てやっと、事の重大さに気がつきました。



停電していましたが、携帯の懐中電灯を使って避難準備を始めました。余談ですが、避難準備とキャンプの準備は非常に良く似ているので、こういった事態に備えるためにも、キャンプはおすすめです。



貴重品、水、非常食、缶切り、服、メガネ、歯ブラシ、などなどを詰めているうちに電気が復旧し、とりあえず避難勧告が出るまで朝ごはんを食べてじっとしていました。



この頃には携帯サービスが使えなくなり、ネットのみが頼りの綱となりました。



この一週間で、一生分のFacebookをチェックした気がします。。



夫は仕事に行く道路が全て封鎖されたので、自宅待機となりました。翌日からは遠回りで仕事に行っています。



2、3日で終わったらいいな、なんていう私の希望的観測も虚しく、水曜日に火は夫の仕事場の近くまで迫り、オーナーの判断で従業員は全て強制帰宅を命じられたのでした。



あー今頃全部燃えてるのかなー、とサテライト地図とにらめっこしながら、落ち着かない一日を過ごしました。



しかしながらおかげさまで、消防士達の努力により、夫の仕事場は何とか燃えずに残ってくれたとの一報が夜遅くに入りました。本当にありがたい事です。職を失う覚悟もしていましたから。。


(Photo Courtesy: CHP)


夫は無事に再び仕事に行けましたが、私と子供達は煙がひどいので、家から一歩も出られない日が続きました。灰色の空からは文字通り灰が降り、車に積もりました。学校が翌週まで休校になったので、良質な空気を求めて街を離れる人々が多くいました。



私は「風の谷のナウシカ」に出てくる腐海の瘴気を思い出していました。マスクをしないと外に出られない世界に住むというフィクションの世界が、現実になったんだなと。



そしてN95というマスクじゃないと効き目がないそうで、それを求めて避難所にコンタクトを取り、図書館にあるという情報を聞きつけて、もらいに行きました。無料で頂けたのは助かりました。しかしながら、それをもらった日くらいから空気の質は良くなったので、あまり出番はありませんでした。



火事六日目の午後には、まだ焼けている山もありますが、全域避難解除になりました。スーパーなど、お店は火事初日以降はずっと開いていたようです。私も久しぶりに外の空気を吸って、リフレッシュして来ました。空気サイコー、普通の生活サイコーです!



火事七日目、家を失わなかった市民の生活はほぼ普通に戻っていると言っていいでしょう。しかしながら、観光シーズン真っ盛りに起きた災害により、観光客の足はしばらく遠のく事は確実であり、それにより失業者が増える事が心配されます。どうぞ皆さま、もしレストランでワインをオーダーする事がありましたら、ナパもしくはソノマのワインをお選びくださいますようお願い申し上げます。それが復興の支えとなります。


そしてこの間、我が家にはもう一つ大きな事件が、、、。それはまた次回に。



Saturday, October 7, 2017

不要品をお外に出してもいいデー



不要品といっても、何から何まで受け付けてくれるわけではないのですが





使わなくなった衣服、小さい家電や家具、キッチン用品などを、数ヶ月に一度、
回収に来てくれる日があります




Cerebral Palsy(脳性麻痺)のチャリティーへの寄付という形なんですね



郵便に入ってくるこの緑のハガキをくっつけて家の近くに置いておけば、何も言わなくても回収日に誰かが取りに来てくれます




こんな感じであちらこちらに不要品と思われる箱が近所に並びます




不要品をThrift Shopに持って行く時間のない人には時間の節約になりますし




回収する側はそういった人達の捨てそびれている物達を集められるチャンス




家の外に置いておくだけでいいだなんて、やはりアメリカ




日本のようにゴミステーションに一カ所に集める事さえもないなんて!



出たー!
アメリカー!



こんな機会を利用して、「いつでも来月引越し出来る家」を目指しております。