Tuesday, March 18, 2014

全てのランナーに捧ぐエナジーバー


私はパッケージに入っている食べ物を極力買わない事で、家に持ち込むゴミの量を減らしたい、という入り口から手作り路線に突入しましたが、マラソンをする人はより長く速く走る為に食生活を気にし始めて、手作り自然食路線に入る人が多いようです。


私の夫も走る事が好きで、仕事から帰って来るとすぐに着替えて走りに行きます。


特に「Born to Run」という本を読んでから、更にまた走る事が好きになったようです。そして私にも走れと言います(次女が学校に行き出したらね〜と逃げる私)。


人は走る為に進化して来た、それがこの本のメッセージです。


このBorn to Runに出て来るのが、メキシコの韋駄天民族タラウマラ。この人達は1日50マイル走るのはざらで、48時間ぶっ続けで走る事もあるそうです。


そんなタラウマラ族は一体何を食べてそんなに走れるのかというと、チアシードとマサ(トウモロコシの粉)なんだそうです。


というわけでそんなタラウマラ族に近づくべく(?)、お腹にもたれないエナジーバーを作って欲しいと夫からリクエストがあったので、作ってみました!


参考にしたのは、One Ingredient Chefさんのこのレシピです。でもなかなか手に入らない材料を使っておられるので、家にある物で出来そうな感じに改良いたしました。








用意するものは、

マサ(Masa Harina)1 Cup
チアシード 1 tbs
デーツ 1/4 Cup

ハチミツ 2 tbs
ピーナツバター 1 tbs
水 1/2 Cup


チアシードの量はお好みでもっと足してOKです。One Ingredient ChefさんはBrown Rice Syrupを使っているので、それを持っていない私はデーツとハチミツとピーナツバターでくっつける事にしました。


ピーナツバターは量り売りで買えますが、まだ家にSkippyのストックがあるので、今回はそれを使っております。


マサ(Masa Harina)はコーンミールの事ですが、石灰(Lime)で処理してある物を使います。石灰水処理されているマサは消化に良く、栄養価にとても優れているとのことです。



マサとチアシードをフライパンでから煎りします。中火で約5分、トウモロコシの良い香りがして来たらOKです。



デーツをペースト状にします。量が少ないので、今回は包丁でたたいて練りました。
 


でも他の材料と一気にフードプロセッサーで混ぜてもいいと思います。デーツ、ピーナツバター、はちみつを混ぜます。



炒った粉を入れて混ぜ、水を入れます。最初は水が多いかと思われますが、粉がどんどん吸水します。



お団子に丸めて、



瓶の底で潰して平らにします。


350°Fのオーブンで15分くらい焼きます。周りがひび割れて来たらいい感じです。



早速味見!うわ〜、めっちゃボソボソする〜。これはクッキーと思って食べてはいけません。


長距離ランナーは走っている途中に栄養補給するために、これをポケットに入れておくのだそうです。


基本的にボソボソ系食べ物が好きな夫なので、「なかなかのボソボソだね。美味しい。」と言いました。


でも次回はピーナツバターなしでもいいな、とも言いました。はいよー。


市販のパワーバー的なバーを買うよりずっとヘルシーで安くてゴミが出なくていいでございますね。


ご家族にランナーがいらっしゃいましたら、ぜひお試しになって下さい〜。

2 comments:

  1. ほんとにクッキーみたいで美味しそうですね。Veganでウルトラマラソンをやっている、Scott Jurek さんのレシピよりおいしそう。でも残念なことに、私は走るときは飲んでも食べてもおなかが痛くなるので(side stitches という、あれです)水を飲むのがやっとです。だからマラソンなんて夢のまた夢、です。私も今でこそ走ってますが、子供が小さかった頃はそれどころではありませんでした。子供がいるだけで重労働ですよねー。

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    1. 味はまあまあですけど、このボソボソ感が私は気になりますねー。でもこれがいいんだそうですよ。Veganでウルトラマラソンを走れるってすごいですよね!お肉は必要ないんだなぁ。私はその境地には絶対に辿り着けないですが、最近は天気も良くなって来て、私も走りたくなってます!

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